歴史を受け継ぎながら伊賀のまちや建物の魅力をお客様に伝えていきたい・・・そんな思いを持って「NIPPONIA HOTEL 伊賀上野 城下町」が2020年11月1日にオープン。
その運営会社様に「城下町ホテルで働く」という目線でインタビューさせていただきました。
【お話をうかがったかた】バリューマネジメント株式会社
店舗開発部マネージャー
木村一浩さん
運営会社自体は伊賀市の企業ではありませんが、良い意味で「よそもの」意識を持ち合わせ、伊賀の人と共にホテルだけでなく伊賀のまちを育てていきたいという強い思いを感じとることができました。
スタッフは高校生以上ならOK、年齢制限は設けておらず働きやすい印象も受けました。
働くことに興味がある方も、そうでない方もこの記事を読んでニッポニアホテルのホスピタリティあふれる思いにぜひ触れてみてください。
NIPPONIA HOTEL 伊賀上野 城下町スタッフ募集要項
2020年10月24日現在の募集内容です。
職種 | 勤務時間 |
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サービススタッフ | 7:00~22:00の間で4~8時間程度 フロント業務・レストランサービスなどを担当 |
客室清掃 | 10:00~15:00の間で3~5時間程度 |
レストラン調理補助 | 7:00~22:00の間で4~8時間程度 |
時給 | 900円~ |
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休日 | シフト制/勤務は週1~OK |
待遇 | 昇給・昇格あり/正社員登用制度あり |
交通費 | 支給あり |
制服 | 貸与あり |
勤務地 | 伊賀市上野相生町2842 ほか近隣別館(全館駅から5分以内) |
- 昼のみ等、勤務時間応相談
- 未経験歓迎
- 面接日・入社日応相談
- 高校生OK、年齢不問
電話 | 080-8504-9253 |
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メール | info@vmg-igaueno.com |
担当 | 木村 |
NIPPONIA HOTEL 伊賀上野 城下町公式ホームページ
年齢やスキルは関係なし。
一緒にホテルや伊賀のまちを作り上げていこうという思いがあるかたなら歓迎。
高校生で初めてのアルバイトでもOK
人とのふれあいを大切にする場なので今後の社会勉強にも役立つであろう経験ができます。
70代のおばあちゃんも活躍中
木村さん
他の系列ホテルで働く70代のおばあちゃんは勤続およそ4年、週に2回の勤務で清掃を担当しています。
体力的に厳しいけれど長く続けられるようにしたいというご本人の意思を尊重。
勤務ペースはゆったりですが、職人技のごとく圧倒的な速さと言葉には出来ない美しい仕上がりとを併せ持つ仕事ぶりにはいつも思わずため息がでます。
もちろんスキルゼロからのスタートでしたが、思いがあって楽しんで続けていられるからこそ自然と技術も伴ってきました。
運営側の人も現場に立っているからこそ分かること。
このお話は木村さんがはおばあちゃんと実際に一緒に清掃して身をもって感じたからこそ語れるエピソードです。
運営会社のスタッフもアルバイトのかたと一緒に同じ仕事をして、それぞれに自信を持って仕事に取り組めるよう、分かりやすく伝えていくということを心掛けているそうです。
ステップアップも望めます
アルバイトからのステップアップや、ホテルをきっかけに地元にUターン就職された例も。
兵庫県豊岡市 オーベルジュ豊岡1925
アルバイトで入った地元のかたが契約社員になり、今では支配人なられています。
兵庫県朝来市 竹田城 城下町ホテル
東京在住のかたが結婚式に列席するために久しぶりに地元である朝来市へ。
その会場の城下町ホテルに感激!東京での仕事を退職し地元に帰ってきて就職、いまは社員として活躍中。
などといった実績も。
運営会社の方針に従わないといけないっていう締め付けはなく「一緒につくっていきたい」という強い思いを終始感じました。
地元の人が持ち合わせている力を必要としています。
宿泊客にとって
地元の人とのふれあいはとても喜ばれます。
それはよそ者には真似出来ない、
地元愛をもって接しているからこそ。
そんなみなさんと共に
私も勉強しながら成長していきたいという気持ちです。
と、木村さん。続けてこう語られました。
でも、とても難しいことをしているんです。
例えば、一人腕のあるシェフやソムリエがいたとしても、その一人では全てのお客様を満足させることはできない。スタッフのみなさんの力が不可欠です。
大変さはどの仕事にもつきものですが、それをやりがいに変えられるほどの「思い」が無いとこの事業は成り立ちません。
知識は後からいくらでもつけらえるし、教育として力を入れているのでまかなえる自信・自負があります。
まずはスタッフになりたいと考えるみなさんそれぞれの「思い」を大切にしつつ、誇りを持って働ける場にしていくのが理想形だと考えています。
木村さんの口から何度も出て来た「思い」というワード。
一緒に創り上げていくということを第一に考え人材を集めようとしているのが自然と伝わって来ました。
勤務地の城下町ホテルはこんな場所
オープン前に取材したため、備品などが揃っておりません。オープン後とは異なる箇所もございますことをご了承ください。
壊して新しく作り直す方が圧倒的に楽でコストもかからないそう。
しかし、あえて大変な方法を選ぶのは文化を受け継いでいくという意思を根底に持っているからこそ。
保全しつつ現代生活における利便性も考えて作られたお部屋はそれぞれ「この世に一つだけの客室」。
ひのきの香りや四季を感じるお庭など至る所に五感を刺激するエッセンスが。
レストランルアン
通路を挟んで左の建物にダイニング、右の建物にキッチンが。
でも、それは建物の価値を最大限に生かすことを考えられた上でのつくり。
と質問したところ、
と、このお座敷を絶賛されていました。
チェックインのときの会話をとても大切にし、そこからお客様が一番喜ぶことは何かを考えスタッフで共有しておもてなし。
伊賀のまちのコンシェルジュを担います。
スタッフからのメッセージ
伊賀市在住
開業前から携わっているスタッフさんで
伊賀市若者会議のメンバーでもあります。
城下町ホテル事業で使用される建物は、100年以上の歴史的価値のある建物がほとんどです。
そしてNIPPONIA HOTELでは、その歴史的建造物を宿泊施設やレストランとして活用していきます。
この事業に携わるということは、そんな歴史、文化のある建物やハイクオリティなサービスを感じられる絶好の機会だと私は考えています。
オシャレなものが好き、プライドを持って働きたいという方には、最高の環境だと思います。
城下町ホテルの考え方にふれて~まとめ~
伊賀の宿泊施設の中では決して安くない価格帯であるのは事実。
しかし、運営しているホテルやレストランの利益だけを追い求めている訳ではなく「伊賀を好きになって、また訪れたい」とお客様に満足していただくことを最高の理想のかたちと考えているのが木村さんのお話の随所からうかがえました。
近隣のかたに応援してもらわないとうまくいかないし、お客様に価値も届けられない。
地元のかたと一緒につくりあげていくというのはどの施設でも徹底的に意識しています。
とも話されていました。
ーなつかしくて、あたらしい。
そんな城下町ホテルから伊賀を元気にしたいと興味を持たれたかたはぜひ一度問い合わせてみてください。
問い合わせ・応募先
電話 | 080-8504-9253 |
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メール | info@vmg-igaueno.com |
担当 | 木村 |
この取材は「いがまるエール」の一環として伊賀市若者会議のメンバーと共に訪問しました。
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