緊急事態宣言にともない臨時休館していた伊賀流忍者博物館は営業内容を一部変更して5/30から営業再開しています。
感染症対策に配慮しながら人と接する機会を減らした体制ではありますが、からくり忍者屋敷を自分のペースでゆっくり観られるという特別な時間を過ごすことができます!
訪問した際の状況について写真たっぷりで紹介するので、気になっているかたの参考になれば嬉しいです。
- 2020/6/12時点の情報であり、営業体制変更の期限は未定です。
- 内容が変更される可能性があるので、おでかけ前に最新の情報をホームページまたはFacebookでご確認ください。
通常営業時の伊賀流忍者博物館の様子や駐車場情報もあわせてご覧ください。
伊賀流忍者博物館 コロナウイルスの影響による変更点
最新情報の確認はこちらから
伊賀流忍者博物館ホームページ
お知らせのコーナーにて確認
▼以下ホームページからの引用です(5/15配信)
開 館 令和2年5月30日(土)~
開館時間 10:00~16:00(最終受付15:30)
料 金 大人(高校生以上)500円
小人(4歳~中学生)200円
※特別料金のため、各種割引クーポンや障がい者手帳、療育手帳等の併用
クレジット及び電子マネーでの精算はご利用いただけません変更点
営業時間:上記のとおり短縮営業
入館料金:大人800円 → 500円 小人500円 → 200円
伊賀流忍者屋敷:からくりの実演案内の中止(キャプションによる展示に変更)
各展示施設:体験型の展示物の中止
忍術実演ショー:土日祝のみの開催、入場人数の制限、忍者とのふれあいの中止
手裏剣打ち体験:当面の間中止注意事項
①マスクの着用
②検温の実施し、発熱があった場合は当日の入館をお断りさせていただきます(お連れ様も含む)
③入館時、手先の消毒にご協力ください
④せきエチケットにご協力ください①②について、ご協力いただけない場合は、入館をお断りさせていただきます
予めご了承ください
マスクを忘れた場合は窓口での販売していると案内が掲示されていました。
ゆったり見られるからくり忍者屋敷が最高すぎる
忍者によるクールな説明を聞きながらの見学が見ごたえの一つではありますが、一つ一つの仕掛けをじっくり観察する時間はあまりありません。
その点、営業形態が変更中の今はルートに沿って自分のペースで進めるためじっくり観察できる貴重な機会であります。
- 忍者屋敷内は写真撮影OKですが、動画の撮影は禁止されています。
- 展示物には触れることはできません。
まず入口がいつもと違う!
通常時は縁側から入りますが、土間へとつながる入口から入るルートに変更。以前はここからの入場だった記憶が。
普段はカーテンで隠されていて見学できないようになっている箇所なので既にレア体験。
フゴとはワラで編まれたカゴのこと。
このフゴをかぶせて、今でいう蒸し風呂のように使われていたようです。
油断せず上も見まわしてみましょう。
引き出しに見せかけた地下通路につながる入口も。
普段の忍者屋敷なら靴を脱いでビニール袋で自分の靴を持ち歩きますが、土間で脱いでそのまま置いておくスタイルでした。
ビニールテープで順路の矢印が書かれているのでそれに沿って進みます。
ではいざ屋敷内へ。
忍者屋敷の中では仕掛けをじっくり眺められる
文章での解説とアクションの様子を写真で掲示してくれているので初めての人でも分かりやすいようになっています。
英語の解説もあり。
普段は階段をパっと見られる程度ですが、じっくり上の中二階までのぞき込める。
これでぐるっと一周。最初に来た土間へ戻ります。
忍術体験館・忍者伝承館も見学可能
忍術体験館では水ぐも体験スペースなど人が触れやすいものは使用禁止になっていました。
その他はいつも通り展示を見学可能。
迫力あり、笑いありの大人気ショー「忍術実演ショー」は土日祝日のみ開演、入場制限を行うなどの対策を行いながらの実施です。
アクションを担当してる忍者の皆さんのホームページはこちらから
伊賀忍者特殊軍団「阿修羅」ホームページへ
平日の来場だったためショーは観られませんでしたが、練習中だった模様。
本番と変わらない威勢ある声が会場の外へも響いていました。
入口のソーシャルディスタンスを促すポスターに思わずクスッ。
調べてみるとここでしか見れない完全オリジナル!
ショーを観れない日でも、ぜひ立ち止まってチェックしてみてください。
いましか楽しめない伊賀流忍者博物館まとめ
感染症対策を行っている展示形態の様子をお伝えしましたが、積極的な来場を勧める意図はございません。
見学方法を工夫し、感染症への対策も徹底している様子をうかがえました。
また、コミュニケーションを最低限にしつつも「ありがとうございます」と笑顔で心をこめて伝えていたスタッフさんも印象的でした。
また、大勢の観光客でにぎわい心配事もなく楽しめるいつもの日々が戻ってくることを願いつつ、いまは今でゆったり見学できる時間を楽しめたらいいなと思っています。