伊賀市の学童軟式野球チーム「ふたば」を紹介します。
コロナの感染拡大は子どもたちのスポーツ活動にも影響をおよぼしています。
そんな中、ふたばの監督さんからお声がけが。
そして一緒に野球をする仲間も集めたい!
ということで伊賀市若者会議のメンバーと共に取材にお邪魔しました!
小学生の子を持つ母でもある私。親目線も交えたインタビューもぜひご覧ください。
当記事の主な内容
- 練習に励むメンバーの姿を紹介
- 監督に選手への思いをインタビュー
- 親として気になるポイント!どんなサポートが必要か保護者さんに聞いてみた
キーワードは「気持ち」
強いチームにも関わらず温かみにもあふれる「ふたば少年野球クラブ」の魅力をお伝えします。
チーム名 | ふたば少年野球クラブ |
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メンバー数 | 15名(2020年12月現在) |
練習日 | 水曜日(上野西小学校体育館) 土曜・日曜日(旧丸柱小学校グラウンドまたは試合) |
ホームページ | ふたば少年野球クラブホームページ |
SNS | インスタグラム |
ふたば少年野球クラブフォトギャラリー
活動の様子を写真と共にご紹介。
▼監督・コーチ・団員のみなさんです。
主な練習場所である旧丸柱小学校
市街地から距離があるように感じていましたが、整備された道路が出来てアクセスも良好に。
広々したグラウンド。校舎内のトイレも利用出来るので練習環境はとても良い印象を受けました。
事前に取材があるということを聞いていたようで、私たちに対してドキドキしていた模様。
それを察した上級生がすかさず
「いつも通りでいこーー!」と明るく掛け声。
みんな「はい!」と気持ちを切り替え。
「OK!それでいいよー」と。
なかなか小学生で出来る声かけじゃないよ・・・といきなり驚きました。
▼2020年現在、女の子も二人所属。性別関係なく入団大歓迎です!
▼フライのキャッチ練習
みんなで声を出し合いながら、サポート。見事キャッチ出来たら歓声が。
▼こまめに休憩時間もとっています。
保護者さんが撮影されたお写真も提供いただきました。
夏には熊野で合宿も実施しているそう。
もっと写真をご覧になりたいかたは、ふたば少年野球クラブのインスタグラムでご覧いただけます。
ふたば少年野球クラブ福永監督へインタビュー
ふたば少年野球クラブ 監督
福永千尋(ふくながちひろ)さん
子どもがチームを好きになるかどうかのカギとなる指導者。
小学生から見たら「年の離れたお兄さん」のような年代。親近感がありながらも信頼を寄せられているそんな素晴らしい監督さんです。
それでは質問しながらお話を聞いていきます。
2018年
- 三重県学童軟式野球大会【優勝】
- 秋季マクドナルドカップ三重県大会【優勝】
- PRIDEJAPAN全国軟式野球選抜大会【優勝】
2019年
- ポップアスリートカップ星野仙一杯三重県大会【優勝】
- ポップアスリートカップ星野仙一杯東海大会【準優勝】
三重県や東海地区の数々の大会で好成績を収めています。
2020年は試合の数も減り、二つの大会の予選を1回にまとめておこなうというケースもありました。
結果は残念ながら準決勝敗退となりましたが、練習不足・試合経験も少ない中で「よくがんばった!」と選手たちを誇りに思っています。
全員野球で乗り越えてきたコロナ禍
昨年度の6年生が卒業したあと、試合ができれば充分というレベルまで人数が減りました。
団体スポーツなので当たり前ですけど、人数が揃わないと出来ないんですよね。
そんな状況からのスタートでしたが、ずっと休んでいた練習も2020年6月に再開し新しいメンバーも加わりようやく先延ばしになっていた試合が再開されて来ました。
また次の試合に向けて練習を重ねています。
気持ちです。
グラウンドやボール、野球に関わる全てに向かっていくためにまず大切なのは「気持ち」です。
野球といえば大きな掛け声ってイメージもあるかも知れませんが、言わされているだけでは意味が無いんですよね。
気持ちを整えることを大切にすれば「集中力」もついてくる。
どちらかというと技術を教えるより前に気持ちや礼儀挨拶を大切にするところから始めています。
そんな監督の思いのもと野球に向き合う子どもたち。
思わず恐縮してしまったけど自分の気持ちも引き締まりました。
取材に訪れた私。初対面にも関わらず少しの照れもなく「こんにちは!」とハリのある声で子どもたちそれぞれが挨拶してくれました。
そこに無理矢理感は全くなし。
監督の言う「気持ち」がその挨拶に表れていたのがとても印象的でした。
ふたば少年野球クラブ 気になる保護者の負担は?
でも親としてはどんなことをする必要があるのかっていうのが不安のタネなのも事実。
そこで気になることを母親の目線でストレートに保護者代表のお母さまにぶつけてみました。
Q.親の立場から見た「ふたば」の印象ってどんな感じですか?
A.みなさん気さくに声をかけてくれます。
野球好きな親御さんも多いのでコミュニケーションを取りに来てくれます。
なので野球経験が無い親御さんも色々質問しやすい環境です。
Q.練習日は1日ずっと付き添っていないといけないの?
A.強制ではありません。
送迎のみの保護者さんもいるし、時間がある時はずっと居たり人それぞれです。
Q.遠征は必ず付き添わないといけないのですか?
A.どうしても車を出したりなどのお手伝いは必要になります。
保護者の都合がつかない場合は同学年の親同士で調整したり、お互いさまの精神で順番に引き受けたりなどしながらやっています。
Q.休日は他に習い事があるお子さんもいらっしゃると思います。
練習は土日両方ありますが、スケジュールはどのようにされているのですか?
A.他の習いごとの時間だけ抜けたり遅れて来たりなど臨機応変に参加されています。
ただ学年が上がりレギュラーメンバーで活躍したい、勝ちたい、という想いが強まると自然と野球中心のスケジュールになって来るお子さんが多いです。
土日は1日フルで練習や試合があります。
しかし、いきなりハードにやりすぎてせっかくのやる気が消えてしまっては残念。
なのでまずは半日のみ、土日どちらか1日のみなどお子さまに合わせて自然と慣れていける環境作りをしていくことも大切にしているそうです。
これも監督が「気持ち」を一番に考えているからこそ。
保護者会長さんのお子さまにこんなエピソードが。
2020年度現在、6年生の男の子のことです。
野球を始めたきっかけはお兄ちゃんもふたばに入っていたからで、初めて体験に参加したのは3年生のころでした。
入る入ると言いながら、何か不安があったようでなかなか決意できなかったみたいです。
でもそんな中でもみなさんが温かく見守ってくれたので、やろうかなぁという思いに自然となって4年生から入団しました。
それと、ふたばは上野西小学校の児童が大半ですが他校であるうちの子たちも受け入れてくれているのはすごくありがたいです。
体験に来ていた子にコーチだけでなく、チームメンバーがしっかりとアドバイスしている姿もとても頼もしかったです!!
Q.伊賀市内には他にも野球クラブがありますがふたばに決めた理由を教えてください。
A.お兄ちゃん(現在中学生)が自分で選びました。
「伊賀市で強くて人数の多いチームがいい!」と言ってお父さんと一緒にインターネットで探してふたばにたどり着きました。
そんなお兄ちゃんは現在奈良の硬式野球クラブに所属し、今でも野球を続けているそうです。
Q.親からみてお子さんが野球に通う様子はどんな感じですか?
Q.最後に…お母さんから見た監督のイメージはどんな感じですか?
みんなで団員を支えている姿を見ていると心が温まりました。
ふたば少年野球クラブ まとめと見学申し込みについて
世代を超えて野球が好きという思いでつながっていて、チームというより「あたたかい大家族」そんな印象を受けました。
野球って厳しいイメージしか無かったのですが、ふたばの雰囲気を見ていて
あれ?そんなにハードル高くないかも!って思ったのが忖度抜きの親目線での意見です。
柔軟さがありつつも気持ちはひとつ、絶妙なバランス感をぜひ見学で体感してみてください。
体験会を定期的に開催しています
体験会以外の日でも試合日などを除き体験は受付中
道具の貸し出しも可能
性別不問
まずはお子さまのペースで体験